俺、元準構成員っす。

アハハっ。

笑っても眼力鋭く

目がぜんぜん笑ってない
背の高い、
痩せこけたお兄ちゃんが
過去にいた。

本人いわく、

ヘタうって地元を所払い

多額の借金を背負わされ、

ワラをもつかむ思いで
期間工になったという

そのお兄ちゃんは毛深い以外は、
紋々ひとつない奇麗な体だった。

その話はちょっとおいといて、

時おり風呂場で見る、
刺青御法度の期間工のはずなのに
入ってるお兄さんたちは

なんぞ?

っと思う時があった。

暑い夏の日、

その謎がようやく
解ける日がきたのだ

風呂上がりに
たまたま隣になった
両腕がっつり
洋風TATOOの方に、

恐る恐る勇気を振り絞って
話しかけてみた

(もちろんガチの和彫りならしなかっただろう)

「奇麗なタトゥーっすね。
期間の方っすか?」

「はぁっ?俺 ?」


ギラリと睨まれた。

(やべっ。。)

「ちげーよ。」
関連企業から応援で来てんだよ。」

リフト乗りのタマがいねーんらしいんだ。」

「普段よりいい金もらえっからさ。かみさん行って来いって背中押したんだよ。」

「こう見えてもかみさんの尻に敷かれて大変だよ。」

「アハハっ。」

「まっ、3か月だけだけどさ。」

「おっちゃんよろしくな!」



どうやら話に聞くと、普段は物流系の協力企業で大型トレーラーに乗っている人らしく、上司に言われて穴埋めのため3カ月限定リフト乗りとしてに赴任したということだ。

あなたが風呂でたまに見る刺青全開の輩は  刺青ダメぜったい! 期間工ではなく、単に協力企業からの応援者なのかもしれない。

いやいや、

ひょっとしたら期間になってから刺青を入れた人ということも否定できない

とりあえずかねてからの

疑問が解け

その日はめずらしく

ぐっすり眠れた

※ タイトルに深い意味はありません

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